更新日:2024年12月18日

ここから本文です。

2024年度「Can-Pass(キャン−パス)」レポート〜DAY4〜

<DAY4の実施概要>
開催日:令和6年12月11日(水曜日)
場所:甲府市役所本庁舎 大会議室
主催:甲府市
受託者:任意団体オンテンバール

DAY4のテーマ

今回のCan-Pass講座DAY4は、『プレゼンテーションと企画』というテーマで開催しました。
次回の交流会に先駆けて、自分のやりたいことをストーリーとして伝えられるようにすることをゴールに講座を実施しました。

はじめに

本セミナーの講師はオンテンバールの浅野が務めました。
さまざまな職歴を持つ浅野ですが、その根底には「人の成長に貢献したい!」という思いが。
今回は、受講生の皆さんのビジネスややりたいことに寄り添い、より効果的なプレゼンテーションを考える時間となるようなプログラムを実施しました。

セミナーの冒頭では、英語講師の経験がある浅野による英語の早口言葉でアイスブレイク。
これにより、受講生同士がリラックスし、和やかな雰囲気の中でセミナーがスタートしました。

プレゼンテーションの目的とは?

最初は、講師自身の経験を交えながら、以下のテーマについて講義がありました。

  • 仲間づくりの重要性
    プレゼンテーションは、ただ情報を伝えるだけでなく、自分のことを応援してくれる仲間を作るためのもの。
  • 地図(企画書)の作り方
    企画書は、ゴールや理想像にたどり着くための“地図”である。
    地図が見えることで、他者からの助けや共感を得られる。
  • 価値観から目標設定へ
    相手にどのような価値を提供できるかを考え、それが自分の価値観を満たすものであるかを確認する。
    自己満足で終わらない“自分だけのビジネス”に成長させることの重要性。

これらを踏まえつつ、事前課題を基にプレゼンの作成を行います。

実践ワーク・1分プレゼンの作成

セミナーでは、以下のフォーマットを使用して1分プレゼンを作成するワークを実施しました。

  1. 自己紹介と目標(90文字)
    自分の名前、職業、目指す目標を簡潔に伝える。
  2.  原体験・リソース・実績(100文字)
    自分がこれまで経験してきたこと、なぜこの事業をやりたいと思ったかのきっかけ、使えるリソース、実績等を共有する。
  3.  課題と解決方法(150文字)
    自分がこれから提供するサービスを利用する人が持っているであろう課題と、その解決方法を提示。
  4.  行動喚起(110文字)
    相手にどう応援してほしいか、またはどのような行動を期待しているかを明確に伝える。

このフォーマットを基に、各自プレゼンを作成します。
より効果的なプレゼンに仕上げるためには、以下の点を心がけます。

 

プレゼンのゴール設定:3つのWhyと4つ目のWhy
ワークの中では、特に4つ目の以下の問いかけを軸にプレゼンのゴールを設定しました。
「Why YOU?➡なぜ他でもないあなたにこれを伝えるのか?」
必要としている相手に向けて、的確にメッセージを届ける重要性が強調されました。

ワーク終了後には、各グループで1分プレゼンを行い、他の参加者からフィードバックを受ける時間が設けられました。
他者の視点を取り入れることで、自分では気づけなかった点や新たなアイデアを得ることができたとの感想が多く寄せられました。

チェックアウト

最後はグループごとに感想をシェアしました。
「1分で伝える難しさがあった」
「ついつい原稿を読んでしまう」といった声も。
講師の浅野から、「言葉に出すことで何でもできる。何度も繰り返すことで少しずつブラッシュアップされるので、ぜひ身近な人へのプレゼンをしてみて」とアドバイスがありました。

次回は受講生の皆さんが気になる「お金」についてのセミナーです。
やりたいことを実現するためのお金の仕組みや、予算の組み方などについて詳しくお伝えします。
普段はなかなか聞けないお金のことを、ぜひこの機会にいろいろと聞いてみてくださいね。

 

※これまでのCan- Pass(キャンパス)の様子など女性の起業等支援についてのページはこちら