ホーム > 仕事 > 女性の起業等支援『Can-Passスタイル』〜女性の活躍と交流機会の創出〜 > 女性のための起業等支援セミナー「Can-Pass(キャン−パス)」事業紹介 > 2025年度「Can-Pass(キャン−パス)」レポート〜DAY5〜
更新日:2026年2月13日
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開催日:令和8年2月9日(月曜日)
会場:甲府市役所本庁舎7階会議室
主催:甲府市
受託団体:任意団体オンテンバール

いよいよ令和7年度のCan-Passも講座形式での開催は最終回となりました。
DAY5は「PRとプレゼン」をテーマに実施。
冒頭で講師の浅野から「今日は“伝えること”を体感する時間にしましょう」と投げかけられ、
受講生はこれまでの講座で整理してきた想いや活動を、どのように相手へ届けるかを改めて考える時間となりました。
講義では、プレゼンは単に話す技術ではなく、
相手に何をしてほしいか(次の行動)を明確に伝えるコミュニケーションであると説明がありました。
また、プレゼンの際に言葉を届ける対象や場面に応じて伝え方を変える必要性があり、
聞き手の理解や共感を得るためには、目的や構成を事前に整理することが非常に重要であることがが伝えられました。

あわせて、
「どうして伝えたいのか?」
「なぜ自分がやるのか?」
「なぜ今なのか?」
「なぜあなたに伝えるのか?」といった視点が提示され、
受講生にとって、自分の伝えたい内容を“相手視点”で捉え直すきっかけとなりました。
講義の中では、PRとプレゼンの違い(不特定多数への発信と、目の前の相手に届ける伝え方)も整理され、
SNS等での発信と対面での説明の違いを踏まえながら、次のワークへ。



ワークでは、A4用紙を用いて、自身の活動や想いを書き出しました。
(1)どのような状態を目指したいか
(2)誰の力になりたいか
(3)その背景にある経験
(4)自分の強み・資源
(5)想定する相手(届けたい対象)
(6)課題と解決の方向性
これらについて、項目ごとに言葉を整理し、プレゼンの素材を可視化していきます。


また、単に思いを語るのではなく、誰に向けて話すのかを意識しながら構成を考える点が強調され、
受講生は「相手にどのような行動を起こしてほしいか」を意識しつつ、1分間のプレゼンを形にしていきました。
会場では生成AIなどを駆使しながら、それぞれが言葉を選び、集中して取り組む様子が見られました。
個別ワークの後は、2人1組での「1分プレゼン→フィードバック→改善」を行うセッションが始まりました。
この実践では、改善点の指摘に偏らないよう、
「相手がどんな行動をしてほしいと受け取ったか(CTA※)」
「伝わった点・良かった点」を返すルールで進められました。
※Call To Action(次にして欲しいこと)


1回目は情報量や言葉選びに迷いが見られ、時間内に収まらないという声も。
しかし、2回・3回と回数を重ねる中で、伝えたいポイントを絞り込み、構成を整える様子が見られました。
受講生は、フィードバックを受けて「伝えたつもり」と「伝わった内容」に差があることに気づき、
言葉の順序を入れ替えたり、表現を換えたりしながら、短時間でトライ&エラーを繰り返しました。
結果として、相手に求める次の一歩が明確になり、プレゼン全体がより具体的になっていく時間となりました。


最後に、今回の講座で印象に残ったことや感じたことを各自で言葉にして整理する振り返りの時間が設けられました。
講師の浅野からは、
「相手の立場に立って言葉を選ぶこと」
「自分の思いだけで完結させず、相手にとって受け取りやすい形に整えること」
といった視点が改めて共有されました。
今回の講座は、受講生にとって、自分と相手の距離感を意識しながら、伝えることの本質を捉え直す機会となりました。
DAY5では、プレゼンは単なる話術ではなく、伝えたい内容と相手の行動をつなぐコミュニケーションであることが整理されました。
短時間の反復実践を通じて、受講生は自分の言葉を磨き、伝えたい想いをより明確にしていくプロセスを体験しました。


次回は支援機関等との交流会。
今回整理した「伝える力」を実践につなげ、相談や協力依頼など次のアクションへ展開していくことを期待しています!
※これまでのCan-Pass(キャンパス)の様子など女性の起業等支援についてのページはこちら