ホーム > 仕事 > 女性の起業等支援 > 女性のための起業等支援セミナー「Can-Pass(キャン−パス)」事業紹介 > 2023年度「Can-Pass(キャンパス)」レポート〜DAY4〜
更新日:2024年2月20日
ここから本文です。
「身近なあの人の困りごとをなんとかしたい」「こんなものがあったらよかったのに…」
そんな誰かへの思いやりから始まることの多い女性の起業や活動。
ただ、事業や活動を継続したり、さらに大きくしたりするときにぶち当たる壁。思いを込めて一生懸命やればやるほど、自分がどんどん苦しくなっていってしまう。
自分の「やりたい!」という思いを、誰かの「できる!」で支えてくれる。そんな人たちとのつながりで、壁を乗り越えていって欲しい。
そんな思いを込めて開催しているのが、このCan-Pass(キャン-パス)というセミナーです。
これまでのCan- Pass(キャン-パス)の様子など女性の起業等支援についてのページはこちら
<DAY4の実施概要>
開催日時:2023年12月12日(火曜日)
場所:甲府市役所本庁舎 大会議室
主催:甲府市市民部人権男女参画課
事業受託者:NPO法人bondplace
見学会と交流会を挟み、久々の講座です。
今回から2回にわたり、事業に必要不可欠な「お金」について学びます。
助成金とは、その名の通り「事業の成長を助けるお金」です。
助成金の在り方と事業の計画について、ロジックを用いて考えます。
今回もそれぞれのグループごとに、自己紹介を兼ねたチェックインを行いました。
上記の内容を、グループでお話ししていただきました。
「女性がいきいきと活躍できる社会」をテーマに、上限10万円の助成金を申請すると仮定し、グループに分かれてアイデア出しを行いました。
手順は以下の通りです。
グループ内では付箋を使ってアイデア出し。さまざまな意見を付箋を使って整理します。
「女性の活躍」という切り口からは、さまざまなアイデアが生まれます。それを言語化し、内容や予算案まで決定します。
ワークの最後では、各グループごとにプレゼンを行いました。出てきたアイデアは多岐に渡ります。
プレゼン終了後は、「どのグループに助成金を出したいか?」を考え、付箋に理由を書いてそれぞれのグループに渡していきます。
その後、各グループで感想をシェアしました。
助成金は自分たちのためのものではなく、社会のためのもの。
そうした点を踏まえて、どのようにアプローチするかを考える時間となりました。
モノづくりの眼鏡ではなく、ニーズの眼鏡(お客さんが何を欲しがっているか)をかけて商品やサービスを作り続けること。
好きなことを仕事にするのは良いけれど、好きなことでお客さんの欲しがってるものは何かそれを忘れてしまうと事業は続きません。
今回の講座では、事業の計画(設計図)とお金について考える時間となりました。
次回も、事業とお金の在り方について詳しく学びます。ぜひ、お楽しみに!
関連リンク