更新日:2021年4月28日

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2020年度「Can-Pass(キャンパス)」レポート~DAY4~

 

「身近なあの人の困りごとをなんとかしたい」

「こんなものがあったらよかったのに…」

そんな誰かへの思いやりから始まることの多い女性の起業や活動。

 

ただ、事業や活動を継続したりさらに大きくしたりするときにぶち当たる壁。思いを込めて一生懸命やればやるほど、自分がどんどん苦しくなっていってしまう。

自分の「やりたい!」という思いを、誰かが「できる!」で支えてくれる。そんな人たちとのつながりで、壁を乗り越えていって欲しい。

 

そんな思いを込めて開催しているのが、このCan Pass(キャンパス)というセミナーです。

 

前回の講座から約3ヶ月の実践期間を経て、再び参加者の皆さんに集まっていただきました。そんなセミナーDAY4の様子をお届けします。

 

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DAY4の実施概要

日時:2020年10月23日(金曜日) 10時00分-12時30分

場所:甲府市環境センター 3F大会議室 

1.チェックイン

秋雨が降る中開催されたセミナーDAY4。この3ヶ月間に個別相談等でお会いしていた方もいらっしゃいますが、全員で集まるのは久しぶり。最初は少し緊張していましたが、皆さんのお顔を見ることができ笑顔が広がっていきました。

 

まず最初は、セミナー恒例となったチェックイン。
いまの自分の気持ちを言葉に吐き出すことで、心を整え、セミナーに入っていきます。

 

2.この3ヶ月を振り返ってみよう

この約3ヶ月の実践期間に、実際にお客さんを相手にサービスを提供してみて感想をもらったり、技術やスキルを身につけるために学んだり、「自分が本当にやりたいことってこれなのか?」とモヤモヤしながら考えたり。そんな参加者の皆さんそれぞれの実践・想いを、リフレクションカード®︎を使って振り返っていきました。

STEP1:テーマを決める
参加者の皆さんとスタッフで4〜5人のグループを作り、まず最初に話す人(主人公)を決めます。主人公の方は選んだカードに書かれているテーマでお話していきます。「仕事を通じて成し遂げたいこと」というものから、「もし1000億円手に入れたら何をしたいですか?」というものまで。

STEP2:話す内省をする

主人公のお話を聞いて、グループの他の人たち(サポーター)はその人に対する質問をしていきます。いくつかの質問が書かれたカードを選び、そのカードを使いながら主人公へどんどん質問していきます。いきなり「質問してください!」と言われてもなかなか難しいのですが、カードを使うことで質問しやすくなります。

 

STEP3:聴く内省をする

ここまでの話を聞いて、サポーターが気づいたこと・感じたことをお話します。「主人公はなにを恐れていると感じましたか?」「主人公の目の前にはどんなチャンスがあると感じましたか?」といったことが書かれているカードをサポーターが選び、自分が選んだカードをもとにお話します。

 

STEP4:気づきを次へ生かす

最後に、主人公がここまでのお話を踏まえて気づいたこと・感じたことをお話します。

 

3.先輩のストーリー

次は、一歩・半歩先を歩く先輩の歩みを知るということで、昨年度のCanPassセミナー参加者の前野美月さんにお話いただきました。

 

病気・介護・看病・子育て・孤独・疲れたなど、弱音や自分の気持ちを吐き出せる電話相談の事業に取り組んでいる前野さん。

家族の看病や介護をしている当事者の皆さんの声をたくさん聞く中で、なかなか弱音やストレスを吐き出す場がなく、いっぱいいっぱいになっている現状が見えてきました。吐き出そうとしても家族はみんな余裕がない、友達には重い相談をしているとどんどん疎遠になってしまう。お医者さんや看護師さんは忙しかったり、付き合いが長くなるにつれて言いづらいことも増えてきたりする。相談窓口やカウンセリングは、わざわざその時間子どもを預けて行く時間をつくらなければならない。電話などはなかなかつながらず、いざ勇気を出して電話したのにつながらなかった時のショックも大きい。また、相談相手が変わるとまた一から現状を説明しなければならない。

そんな状況に置かれている人でも安心して弱音を吐き出せる仕組みがほしい!と、自分でつくる決心をした前野さん。(1)医療・介護知識のある相談員、(2)予約できる・必ずつながる、(3)指名できる、(4)匿名で使える、この4つのポイントを大事にした相談サービスを立ち上げました。

 

今日はそこに至る前のモヤモヤや、始めたからこそ気づいたことなど、前野さんのこれまでのストーリーを参加者の皆さんにお伝えいただきました。

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4.チェクアウト

今日のセミナーのまとめとして、
●新たにやってみたいこと

これまでやっていたけど、やめようと思ったこと

これまでもやっていたことで、これからも続けようと思ったこと

をワークシートに書き出し、グループの中で発表してもらいました。

 

「仲間とつながるために、自分のやりたいこと・想いを話す」

「恥をかいたり失敗してもいいからとにかくチャレンジしていく」

そんなお声が聞こえてきました。

 

 

今回のセミナーはこれにて終了です。

 

人によって進むペースはさまざま。

活動や事業の成長は決して右肩上がりに進むものでもありません。

勢いよくどんどん進んでいく人もいれば、じっくりじっくり育てていく人もいる。早いからいいとか遅いから悪いとかではなく、ちゃんと自分と向き合って「本当にこれをやりたいんだ!」と胸に決めることが大切で、このセミナーが少しでも役に立てたらいいなと思っています。

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