更新日:2026年9月25日

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2026年度女性のための起業等支援セミナー「Can-Pass」レポート〜DAY1〜

開催概要

日時:2026年9月17日(木曜日)10時00分~12時00分
会場:甲府市役所本庁舎6階大会議室
主催:甲府市
受託団体:任意団体オンテンバール

DAY1のテーマ:「自分らしさの発見とオリエンテーション」

2026年度の「Can-Pass」がいよいよスタートしました!

DAY1のテーマは「自分らしさの発見とオリエンテーション」。

過去・今・未来の自分をさまざまな角度から見つめながら、「自分が大切にしていること」のヒントを見つけることを目指しました。
また、これから一緒に「Can-Pass」を歩んでいく仲間との交流を通して、「次回からの講座がちょっと楽しみになる」ことも、この日のゴールです。

ごあいさつ

最初に、主催である甲府市人権男女参画課長より、参加者の皆さんへごあいさつをさせていただきました。
過去に創業支援に携わった経験を交え、「今やりたいと思っていることに、自分自身で向き合ってほしい」と呼びかけました。

また、今年度の「Can-Pass」のキービジュアルである「ろうそく」に触れ、自分自身の“芯”を持つこと、そして学びを行動に移してほしいと、これから「Can-Pass」をスタートする皆さんへエールを贈りました。

未来の自分を想像する

最初は、「Can-Pass終了時、どんな自分になっていたい?」を考えることからスタート。

今の自分から数か月後の自分へ向けて、思いを手紙に書きました。
書き終えた手紙は封筒に入れて回収し、最終回に本人へ返却します。

今思い描いている未来と、「Can-Pass」を終える頃の自分はどのようにつながっているのでしょうか。最終回で手紙を開けるのが楽しみです。

チェックイン

続いてはグループに分かれてチェックイン。
「呼ばれたい名前」と「今の気持ち」を、一人ずつグループのメンバーに伝えました。
初回ということもあり、最初は少し緊張した様子も見られましたが、話し始めると笑い声も聞こえ、少しずつ会場の空気がほぐれていきました。

 

「Can-Pass」とは?

オリエンテーションでは、「Can-Pass」が大切にしていることを紹介しました。
「Can-Pass」は、起業についての知識を一方的に「教わる」だけの場所ではありません。
まず自分のことを知り、自分で選び、小さくても「やってみる」。そして振り返り、次の行動につなげていく。

 

講座や交流、さまざまなチャレンジを通して、「自分の人生を自分で動かしている」という感覚を育てていくことを大切にしています。
進むのは自分。でも、一人で進まなくてもいい。
受講生同士の仲間、スタッフ、そして地域の支援機関など、たくさんの人とつながりながら、自分なりの次の一歩を見つけていきます。

ワーク1:「私を表す3つ」

スタッフ紹介に続いて、最初の自己理解ワークへ。
好きなもの・こと・人・場所、最近気になることなどから、「私を表すキーワード3つ」を書き出し、グループで紹介しました。
スタッフもそれぞれ「私を表すキーワード3つ」を紹介。
好きなものの話から意外な共通点が見つかるなど、グループでの会話も盛り上がりました。

ワーク2:「これまでの私」ーライフチャート

ここからは少しじっくり、自分自身と向き合う時間です。
キーワードは「ナラティブ」。
出来事そのものだけではなく、「その出来事を自分がどう感じ、どう意味づけているのか」に目を向けました。

ワークでは、これまでの人生を感情の山と谷で表す「ライフチャート」を作成。
「そのとき何が起きていた?」「どんなことを感じていた?」「そこにいる自分に共通するものは?」といった問いを通して、過去の経験と今の自分とのつながりを振り返りました。

すぐに答えを見つけなくても大丈夫。
自分自身の経験を振り返ることが、「なぜ私はこれをやりたいのか」「何を大切にしたいのか」を知るヒントになっていきます。

ワーク3:「いまの私」ー3つのゴール

続いては「いまの私」。
ここでは、「何が好き?」からもう一歩踏み込んで、「何をしているときに心が動く?」を考えました。
例えば同じ「旅行が好き」でも、「調べる」「計画する」「知らない場所へ行く」「人と出会う」など、好きなことを“動詞”にしてみると、その人らしさが少しずつ見えてきます。

さらに、マーケティングで使われる「ペルソナ」の考え方を応用し、自分自身を一人の人物として少し外側から眺めてみました。
考えたのは、Emotional Goal「どんな気持ちでいたい?」、End Goal「どんな状態になれたらうれしい?」、Life Goal「どんなふうに生きていたい?」の3つです。

正解を探すのではなく、今浮かんだ言葉を「仮置き」してみる。
3つを並べてみることで、自分の中に繰り返し登場する価値観を探しました。

ワーク4:「これからの私」ーやってみたいこと3つ

過去、現在と自分を見つめたら、最後は未来へ。
仕事でも、活動でも、暮らしでも、遊びでもOK。
できるかどうかはいったん横に置いて、「やってみたいこと」を3つ書き出しました。

そして、自分の「好き」と「未来」を書いたワークシートをテーブルに置き、みんなで会場を回りました。

「私も!」「いいね!」「もっと話を聞いてみたい!」
心が動いたものには、付箋でメッセージを残します。
自分では何気なく書いたことに、たくさんの「いいね」が集まることも。
静かに自分自身と向き合っていた時間から一転、会場のあちこちで自然な交流が生まれました。

他者は自分を映す鏡

講座の最後に共有したのは、「他者は自分を映す鏡」という考え方です。
誰かの言葉に共感したり、「もっと聞いてみたい」と思ったり、ときには違和感を覚えたり。

その一つひとつの「自分の反応」も、自分が何を大切にしているのかを知るヒントになります。

自分一人では見えなかった自分の輪郭も、誰かと出会い、話すことで少しずつ見えてくる。だからこそ「Can-Pass」では、講座で学ぶことだけではなく、人とつながることも大切にしています。

チェックアウト

最後は、「今日、なんとなく見えてきた私」を付箋に書き、グループで共有しました。

まだはっきりとした「やりたいこと」がなくても大丈夫。
やりたいことを持っている誰かを応援することや、誰かの「好き」に触れることから、自分自身の「好き」が見つかることもあります。

今日出てきた答えは、あくまで今の自分の「仮置き」。
これからの「Can-Pass」でさまざまな人と出会い、経験を重ねながら、何度でも考え直していきます。

 

まとめ

DAY1では、「これまでの私」「いまの私」「これからの私」と時間軸を移動しながら、自分自身をさまざまな角度から見つめました。
一人で静かに自分と向き合う時間がある一方で、グループトークや付箋を使ったワークでは、受講生同士の笑い声や会話もたくさん聞かれました。

2026年度の「Can-Pass」は、まだ始まったばかり。
今はまだ「これがやりたい」と決まっていなくても、自分を知り、人と出会い、小さくやってみる。その繰り返しの中から、一人ひとりの「次の一歩」が生まれていくことを願っています。

次回は10月8日(木)、「参加者同士の交流会」です!
今回見つけた「好き」や「やってみたい」が、これからどんな出会いやチャレンジにつながっていくのでしょうか。次回も楽しみです。

 

※これまでのCan- Pass(キャンパス)の様子など女性の起業等支援についてのページはこちら